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浮世絵の美

広島県立美術館で開催中の特別展『浮世絵の美』を観に行ってきました。
平木コレクションだけというのは初めてなのでとても楽しみにしていました。
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浮世絵と言うとどうしても歌麿・写楽・北斎・広重に強くスポットを当てられがち。でも他にもいるんだけど、ビッグネームに隠れてる感は否めない。よほど好きな人でないと他の浮世絵の作者名など知らない。私も北斎・広重は好きで展覧会へは行きますけど、その他となるとちょっと疎い。同じような方はきっと多い気がします。
今回はその(私には)疎い部分の浮世絵が多かった。とても興味深いですよ。
私的にはとても面白かった。

初期の頃は輪郭線が太いんですねぇ、それに着物の柄が大きくて着物全体に柄が入ってる。当時の着物の流行なのかな?時代が下がるにつれ着物の柄が変わっていくのが面白かった。年代が違うものが並んでいて初めて気付けるんですねぇ。
それと初期は色数が少なく、二、三色だけで摺られてるものは紅摺絵(べにずりえ)というそうです。多色刷りの錦絵に比べると大人しい印象です。あ、黒を濃くするためか判らないですが、漆絵(うるしえ)という漆を使ったものもありました。
初期・中期の浮世絵をもっとたくさんみたいですね。写楽や北斎、広重は頻繁に展覧会が開催されますからね、それ以外を観たいならこれはいつか平木浮世絵美術館に行かねばなるまい!そこまではできないかもしれない人はぜひ県美に行きましょう、会期中に!

そうそう。広重の『六十余州名所図会』が展示されてました。これ観たかったんですよー。
確か以前浮世絵関連のテレビ番組で紹介されていたんです、ちらっと。広重と言うとどうしても「東海道五十三次』になっちゃいますからね、違うのが展示されててよかったです。印象に強く残ったのが『阿波 鳴門の風波』、まー構図が大胆。そして手前の渦が!

最初からじっくりゆっくり観ていたせいで1/3程度見終えたところで開館時間が残り30分という状態になってしまったので、あとは駆け足で観て回るという事態になりました。特に最後の写楽や広重が展示してあったあたりなどチラ見程度。
もう一度行かねば不完全燃焼です。年明け以後に行きたいと思います。

今回「ウェブ・レポーター大募集!」という企画に参加したので無料で観賞させていただきました。たいへん面白い企画なのでまた参加したいですね〜。どうもありがとうございました。

2度目のフレデリック・バック展

9月13日、2度目のフレデリック・バック展に行ってきました。
2度目なのに最初からがっつり観賞しました。何度見に行っても都度がっつり観賞するのではないかと思います。

フレデリック・バックは、かの高畑監督や宮崎監督がいたく感銘を受けた人という宣伝がされていますが、今回の展覧会でこの事実を初めて知りました。そういうこととは無関係に自分が好きなアニメーション作家だからとても観たかった。直筆の水彩画やセル画が見られる機会は恐らく今後はないだろうと思うと行かなければなりません。

スケッチなども多数出展されています。驚くべき迷いのない的確な線にため息が出ました。見たままをそのまま写し取る能力の高さに脱帽です。過去にも同じく修正のないスケッチを展覧会で見てますが、フレデリック・バックも同類の技術を持っているようです。やはりこの人も一流なのだなと思いました。

フレデリック・バックのアニメーション作品はどれも人間と自然の関わりをテーマに描かれています。このあたりは宮崎監督は影響をもろに受けているような気がしますねぇ。その影響をどう咀嚼してアウトプットされているかの評価はまた別の話ですが。
このテーマでアニメーションを作る作家としては唯一無二の存在だろうと思うので、どうか長生きしてくださいと願ってやみません。1作でも多く拝見したい。

それにしても1作のアニメーションを全部一人で描くと言うのには驚嘆しました。言われてみれば、背景や人物の絵を見ても「描き手が違っている」感じはしないので、どうなっているのかなと疑問ではあったんですが。有り得ないからでしょうか、一人がすべて描くという案は思い浮かびませんでした。こつこつと一枚一枚セル画を描く作業は途方もないことだろう、本当に頭が下がります。

フレデリック・バック展が広島で開催されたことを関係者の皆さんに感謝したいと思います。よくぞ開催地に入れてくださった!国際アニメーションフェスティバルが行われる地だからと思いたいです。丁度今年はアニメーションフェスティバル開催の年でしたしね。
でもたった3カ所というのは少し残念な気がいたします。あと2カ所程度は開催して欲しかったかな。
次回があることを切に願います。

フレデリック・バック

広島県立美術館で開催されているフレデリック・バック展に行ってきた。
9月17日までなのでもうそろそろ行っておかねばというわけで。

フレデリック・バックで有名なのは『木を植えた男』のアニメーションが第一に上げられると思う。私もこの短編アニメーションで知った。広島国際アニメーションフェスティバルでグランプリを受賞した時のニュース映像で知ったのだった。
そしてこの作品が絵本にもなっていて、実は持っている(笑)
柔らかなタッチでてっきりパステルで描いたのかと思っていたら、違った!
原画はなんとセルだった!先ずそれに驚いて、更に実際はもっと色鮮やかだったってことにも驚いた。セル撮影後になにか加工を加えてトーンをパステル調にしているんだろうと思う。
そして描写がまたすごくて、細かい部分のきっちり描くべきものは描いてあった。
ラフスケッチもラインに迷いなど一切ない線で描かれていた。すごい天才!と思いつつ見て回ったよー。いや、私が凡人なだけかそうか。

もう朝から晩まで1点1点じっくり観賞できる!ていうか、もう1回見ておきたい!そして次回にはやはり図録を買っておこう!今日はあとに荷物が増える予定だったから未購入。

文化の日

文化の日ということで美術館のはしごにレッツラゴーなのです。
広島県立美術館と縮景園、それと広島市現代美術館へ行ってきました。
県美の特別展は有料だったので、スルーして常設展を堪能してきました。工芸品の展示室は現在は六角紫水の作品が多数展示中で行ってよかった!食いついてみてきました。どれも素晴らしい!
そしてマン・レイの写真が展示されていました。この人の作品をまとめて観てみたいですねぇ。
日本画は平山郁夫、奥田元宋、児玉希望など好きな画家の作品ばかりでうっとり〜。江戸時代の「宮島図」という屏風が展示されていて、ラッキー!たぶん初見です、観たことがありません。六曲一双の屏風図。見応えあるし、今の宮島を思い浮かべながら観ました。

現代美術館は今、「森村泰昌 なにものかへのレクイエム」展をやっています。
現代美術館は特別展もすべて無料というのでコレクション展とも合わせて観てきました。

特別展は「20世紀の歴史/記憶を創造的な再解釈を通して振り返る試み」なんだそうです。森村泰昌が激動の時代を彩った人物や芸術家に扮してセルフポートレートを撮っています。映像作品もありました。
なんか観ている時も思ったのだけど、どうしても「だから、何?」と思ってしまうんですよね。過去を振り返っているのは判るんだけど、どうみても過去の出来事のパロディの様にしか見えなかったです。とても作品を通して過去を見つめ直すとかムリだよと私は思いました。

暑中お見舞い

暑中お見舞い
暑中お見舞い、描きました。
ラフを描いてから一週間以上、やっと描いたぜ。
今年は絵の具で彩色しようと思っていたんだけど、なんかうまく色付けできなくてさぁ、3枚失敗して挫折したです。
紙がもったいないよ、もうぅううう。
なんでうまく色がつけられないんだろう。
勉強やり直さなきゃだめですかねぇ。
なんかそこらへんの小学生よりもヘタクソなのでは!?っていう感じに凹みました。絵の具ってずっと使ってないからなぁ。

そんなわけで使い慣れてる色鉛筆とパステルで彩色。

ふ。こんなことなら最初から絵の具はやめとけばよかったよ。