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「春」という漢字

ほぼ3ヶ月ぶりに書道の練習をした昨日。
最初は来年の十二支の「龍」や「辰」など字典を見つつ試し書き。どちらもなんというか書きにくい字である。アレンジしにくいという感じ?取り敢えず書く….といろいろ書いてみた。まだまだ練習が必要であると思った。

さて、書道の練習である。
お手本を出して「春」を書いてみた。

ひどかった。

書いている途中で「ああっ失敗!ちっ」と舌打ちする自分。
1、2、3画の横線がまずバランスよく等間隔で書けなくなっていた。左の払いも全然ダメで、「日」をまじめに書く気が失せるほどである。たしか習っていた頃も「春」はなかなかきちんと書けなかった漢字の1つと記憶している。
昔なかなか書けなくて苦労した漢字は、時が経って腕が鈍った今もやはりなかなか書けないもんなんだなと妙に納得してしまった。
さて、「春」特訓第1回は終了したので、余った墨を消化すべく適当に書いて遊んでいたら意外な事実を発見。
楷書では「春」がうまく書けないのに、なぜか行書では書けている気がする。

どゆこと!?

なまっていた

今月買った真新しい毛筆を試すときがやって来た。

軽く指でほぐしたあとに水でノリを洗い流す。
水気を拭き取り、さあ書いてみよう!

取りあえず『一(いち)』を書く。

 

 

嗚呼。
ああああ。
なんてヒドい。始筆は横に寝てるし終筆がきれいに止まってない。

軽くショック。
しばし、呆然。

 

完全になまっているのだった。
まさか『一』すらも書けなくなっていようとは….。

しかたないので書道の手引書を引っ張り出して、『一』から練習することにする。それにしても『一』の練習なんて書道を始めた小学生以来だぜ!この年でまたやるとは思っていなかった。

30分練習するもなかなかきちんと書けないのだった。
もともと習得能力が鈍いのですぐに書けるようにはならない。そういう意味では器用ではない。
粘って練習すること1時間。いくらかマシになって来た。もうちょっとという感じだけど風呂に入りたいので止めることにする。ほんとは2時間くらいはやった方がいいんだけどね。

今度は昼間にやることにしよう。

暑い中を街中まで筆を求めて彷徨って来た。家の周辺には書道用具をちゃんと売っているお店がないのである。ショッピングセンターにある文房具売り場では用が足りないのである。目指したのは街中の商店街。浜田省吾も『この街のメインストリートはわずか数百メートル』と歌っていた商店街だ。
このメインストリートの西の端にある書道用具専門店、熊野筆センター。⊂( ̄(工) ̄)⊃ではない。はたまた熊野古道でもない。ただの熊野だ。いや、ただではないか。
熊野は広島が誇る筆の産地だ。化粧筆などもあるが目が飛び出るほどお高いので使ったことはない。が、その毛は肌に優しく一度使うと他のが使えないそうである。が、しかし、お高い。誰かに買って貰うのがいいと思われる。
本日ワタクシめが買い求めたのは化粧筆ではない。断じて違う。いや、女の身で断じてなどと言い切ってはいけないのだが違う。書道の筆だ。今持っている筆が少し太いため、中字が書ける少し細めの筆が欲しいのである。
そこで店内に入り、筆を見ているとお店の人に声をかけられた。書道用の筆が欲しいと伝えると数本見繕ってくれた。水を浸して試し書きできる板のようなものがあり、そこで書き味を試せる。これはありがたい。筆は使っている動物で毛の固さが違うのでどの程度の固さかがわかるのはうれしい。
何本か試した後、半紙に四字くらい書ける細めのを出してもらったら、お薦めと2本渡された。
1本は馬、もう1本はイタチ。
馬はコシがあるので少し固い。イタチは軟らかく、でもふにゃっとするほどでもなく書きやすかった。もう一度馬毛を試すとやはり固さが気になり、結局イタチを購入。
さて、精進精進。